被災地の二次災害は続く

東北との行き来を続けているが、二次災害は広がっている。仙台空港から市中心部までの沿岸部ですら、あちこちで田んぼの中に流された車が残り、瓦礫も残っている。テレビで報道されているような、とりえず、仮置き場に瓦礫は移動され、その後の問題というのは、一部の話でしかない。市町村によって隔たりがあるようだ。

先日も、東北でボランティアを続けている友人から以下のメールが来た。なかなか悩ましいメールである。

(以下転用)
先日は仙台、お疲れさまでした。
本日はお願いのメールです。実は、福島市、二本松市、郡山市など空間線量の高い地域からの避難者が、続々と米沢に避難に来つつあります。特に小さなお子さんをお持ちの母親の心配は、私たちの想像以上のものがあります。この地域の人たちは、「避難指定」区域ではないので、「自主避難」となり、生活支援が受けることができません。

私たちの独自のルートで、旅館、ペンションなど確保できているのですが、災害救助法で費用弁償が受けれる一人1日5000円の予算取りがうまくできていません。

福島県や山形県にかけあっておりますが、埒があきません。
一刻を争う事態なものです。よろしくご一考のほど、おねがいいたします。




地に足が着いた迅速な復旧復興支援活動が大切である。こうした現場の声は政治の世界に届いているのだろうか?

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