よく本当は、なぜ、政治の道に入ろうとしたのかと聞かれる。
また、本音はお金儲けをしたいからだろうと言われる。
私はその度に唖然とする。
また、私はよく選挙のとき、
自分からお願いしますと連呼することに疑問があった。
(自分が命を懸けて皆様のために仕事をしようとしている。
本当はお願いしますとは、私が皆さんから言われるべきだと。。。)
お金儲けをするためなら、当然、民間の方がよっぽど良い。
なぜか?それは、堂々とお金儲けができるからである。
私企業あればどれだけ儲けようと、誰からも文句を言われない。
(当然、倫理に基づいた商売であることは当然である。)
政治家になってその地位を利用して商売はできない。
そんなことをしたら捕まってしまう。
また、私企業であれば、自由に海外に行こうが、
寝ていようが、別の誰からも文句を言われない。
(もちろん、実績をあげていればの話だが)
政治家になるとあらゆる場面でさらし者にされる。
また、真剣に改革すればするほど、逆風も強い。覚悟がいる。
また、スケジュールもどんどん埋まり、形式的な場面だけでも、
大変な毎日を過ごさなければならない。
このように個人の私利私欲を追求するならば、民間の方がよほど良い。
自由に毎日を過ごし、やりたい仕事を行い、言いたいこと言い、
つきあいたい人とだけつきあう。自由で幸せな毎日である。
そんな自由な毎日を犠牲にしてでも、荒波に飛び込む決断。
それは、正義感以外に何でもない。
自分の身を脅かしてでも突き進む決断。
それは、矛盾を避けて通ってはいけないという信念なのである。
闘いを避けて、無難に生きる方が楽な人生だとは知りつつも・・・。