中川秀直氏。
中央政界が動いている。
私の知っている中川秀直氏(もちろん先方は知らないが)は、
色んな会合に、森元総理と訪れ、人相が悪そうに構えていたことを多く思い出す。
しかしながら、最近の中川氏は違う。
あげ潮路線を掲げ、改革への道に改心したように見える。
現在、多くの与野党の政治家、また、経済人と交流を深めている。
著書を読む限り真剣な気がする。
1980年代、イギリスやアメリカは不況に陥り、
サッチャーやレーガンという強い信念をもった政治家が国を救った。
今、日本も同じである。
信念をもち、自己の信ずる正義に立ち向かう人が必要なのである。
今回の総裁選、中川氏は小池氏をたてた。
これを契機に、与野党をまとめ、
改革への道に進む人たちを結集しなければならない。
一方で、民主党が気になる。
民主党の政治家は、そのほとんどが今回の選挙で当選すると思っている。
代表選で他の候補者をたてなかったのも、
上場寸前の会社の社長を直前に変える必要がないとの思いらしい。
闘いに油断は禁物である。
いずれにしても、
この国を国民の力で変えようとするリーダーシップある政治に期待したい。
とりあえず、中川秀直氏がどこまでやるか注目である。
茶番劇でないことに期待したい。