今日、電車に乗っていると、
座ろうとした椅子に、財布を発見した。
周りの人に聞いても、持ち主はいない。
既に、下車した人の財布であろうか。。
多少、気がひけながらも、
身分証明書などで、持ち主がわからないかと、
おそるおそる中身を開けてみた。
残念ながら、身分証明書や住所などが書いたものはなかった。
しかし、図書館カードとブティックのメンバーカードがあった。
イメージからして、若い女性のものであるようだ。
警察に届けるか、駅に届けるか考えたが、
結果的に、駅に届けることにした。
駅員は忙しいのか、十分に中身を確かめることなく、
紛失物拾得届けを書かせて、引き出しにしまおうとする。
これでは!持ち主に戻らない!
とっさに判断した私は、ブティックのカードの電話番号を控え、
電話をし、会員名簿を追ってもらった。
どうやら、ブティックで、持ち主の電話番号がわかるらしい。
私も、財布を落としたことがあるが、
本当にショックだ。もちろんお金だけの問題ではない。
その後、2〜3時間後、持ち主から私の携帯に電話があった。
本当にありがとうございます。
お礼をしたいので、住所を教えてほしいと言う。
もちろん、私は、住所を教えず、お礼は断った。
しかし、本当に、すぐに対応してよかった。
駅員も、紛失物には、メンバカード先に電話をするぐらいの、
一歩、進んだ対応はしてもらいたいものだ。
いつ、自分が紛失の被害者になるのかわからないのだから。