京都大学の大学院に通い始めて、かなりの期間となった。
片道2時間かけて、週数日通っている。
1年間ということもあり、疲れながらもがんばっている。
ある意味、とても、贅沢なことである。
大学に通って驚いたことは、
やはり、学生の質が高いということである。
当たり前と言えば、当たり前だが、
私学の大学を卒業した私に取っては刺激的なことである。
授業で寝てる人はいない。
講義では、受講生以外の学生も多く聴講している。
また、政治や国家の話になっても、
大人のひけをとらなく知識もあり、議論をかわす。
多くが国家一種試験を目指すエリートである。
ただ、何か物足りない。
何だろうか?それは、やはり、心の幅の問題である。
勉強やエリートへの道に関しての知識は豊富である。
でも、人生そんなものではない。
もっと、底辺の情報や経験も生きて行くには必要である。
ましてや、国を担い、公を語るにはなおさらそうである。
さまざまなものに興味を持ち、バランス感覚を持ち、
実践へのチャレンジ、失敗、チャレンジを繰り返す
普通の人の気持ちがわかるジャネラリストとへと育ってほしい。
実践主義の私から、スペシャリストへのメッセージである。