大学院・キャンパス生活

学術研究より実践研究を唱え、学生時代に起業した私は、
起業20年目の折り返し点に、
もう一度、社会で学んだことを理論的に整理し、
また、自分の人生の後半をどう生きるかのヒント得る為に、
昨年、大学院博士前期過程の受験をした
希望研究テーマは、「民間人の発想を取り入れた行政経営」
残念ながら、第一志望であった神戸大学大学院は、
一次の学術試験等では合格したが、面接で落ちてしまった
面接官の研究課題の仮説と結論はと問われ、
思わず「ムー」としてしまい、
結論はわからない。まだまだ、わが国ではこれからの分野で、
わからないから研究し、実践したいだと思いながら、
民間人の発想で行政経営をすれば、
多くの事が良くなる面があると思います。と
中途半端な答えをしてしまった
今、思えば、大学院でいう学術界での事象に仮説をたて検証する研究と、
新しい時代を自ら作っていくべく未知的分野を実践する手法の研究との、
「研究」という言葉の意味違いがあったように思う
学術界での面接であった以上、私が学術界での、
常識や用語がわからなかったことは非常に恥ずかしいことであった
そして、結果、落ち込んでいる時、同じ月に、
偶然、自分がやりたい事を書いている本を発見し、
その著者(今の研究担当ゼミ教官)が、
兵庫県立大学大学院におられる事を知り、
後期入試を受験し、今度は合格させて頂いた
「応用情報科学研究科博士前期課程政策コース」
IT会社も経営しながら、ITの技術的基礎知識が十分でなかった
私には一石二鳥のラッキーな流れであった
多くの同世代が仕事をしている中、
授業を受けることは本当に贅沢である
今、多くの若い学生や他の大学で教鞭を取りながら、
本学に来ていたり、役所から来ている社会人学生の仲間と共に、
充実したキャンパス生活を本業と共に送っている
ただ、ここでも、文系出身の私は、
授業中(特に理系や技術系の授業)わからない事も多く、
小さくなったりしている(笑)
兵庫県立大学は神戸商科大学、姫路工業大学、看護大学の
三県立大学が合併した大学で、本学部はその記念に、
新しくハーバーランドにできた学部で、
前向きで個性的ないい先生が多く、魅力的な大学院である

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