青年会議所(JC)

40歳までの経営者や弁護士、税理士、また、大企業の営業担当者が入会する
青年会議所という団体がある。結構まじめに色々活動しているので、比較的時間が
自由に使える2代目経営者が多い。神戸の青年会議所は、だいたい300名ぐらいの
会員がいる。私も震災を経験して、神戸の真の復興は20年や30年はかかる。
当時の40歳までの人たちが神戸を背負わなければならない。
いったい、神戸の本流?と言われる若い世代はどんな人がいるんだろうか?
という気持ちのもと、私も32歳位で入会した。
入会してみると、なかなかの縦社会、一年目は研修と称して、
先輩?たちが、偉そうに指導をする。新入会に40歳近い人もいたし、
世間で活躍する大物経営者や国会議員もいたが、ここでは、新入会員。
運営委員、委員長、理事、室長、副理事長、専務理事、監事、顧問・・・。
わけのわからない肩書きの偉い人?が氾濫する。
怒られるかもしれないが、お子ちゃま経済界ごっこ。
会社では、まだまだ、お父様(一代目)がお元気で、肩書きはあるは実権はない。
たたきあげの一代目は二代目を良い子のエリートとして育てあげているので、
二代目は、経営面でも、冒険やチャレンジはあまりやらない。
そんなJCだったが、大学生活のような青春時代をしているようで、
いつの間にか、自分も結構はまった。
新しい神戸を創るという志のもと、
創業経営者である私は、変わった発言、行動で組織を逸脱し、迷惑をかけたが、
また、OBの院政も強く、縦階級社会のJCでは、自分では問題児だと思っていたが、
交流のある先輩たちは、松村は問題児ではなく、異端児だと言ってくれた。
結果、委員長、理事も務めさせて頂いた。そして、多くの友人もできた。
今では、貴重な経験をたくさんさせて頂き、心から感謝している。
しかしながら、お上には、さからわない風潮がある経済界。
私の今回の行動はJCの皆さんにも迷惑をかけたと思う。
また、そんな中、陰で応援してくれた先輩、仲間、後輩も本当に多くいた。
ありがたいことである。こうして、予想を反した行動を取る人がいるから
時代は変わっていくのであろう。私たちの世代が新しい神戸を創るという気持ちは、
十年たった今も変わっていない。
親達の世代を超えて、今、若い世代が立ち上がらなければならない。

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