伝えたいこと: 2006年9月アーカイブ

田原総一朗先生

先日、ある仕事で田原総一朗先生とご一緒した。
インターネット上で、生年月日が出ているので、
オープンにしていいと思うが72歳である。
72歳の年齢でありながら、
日本のジャーナリズム界の数少ないトップの座を維持し、
今も、政界、経済界にメディアを通して大きな影響力を持つ。
おせっかいなお話だが、もうとっくに、一生生活するお金は、
稼いでおられると思う。
それでも、自分にムチ打ち、馬車馬のように働くのには、
やはり、社会、この国に対する強い想いがあるのだと思う。
厳しいスケジュールの中、日本中を走り回り、
あらゆる場所で、探求心を忘れないで、
テレビや舞台以外の場所でも、一般人とでも、
気さくに議論や質問を繰り返す姿に、真の政治家像を見た。
政治家とは、議員や首長になることだけではなく、
どんな立場からも、この国、社会を良くするために、
全力をかける人のことなのである。
また、働きざかりの自分が、田原先生の何分の一も
行動ができていないことに恥ずかしさを感じた。
若い私たちもがんばらなければならない。
そして、田原総一朗先生のますますのご活躍も心から祈年致します。
先日、沖縄の伊是名島に仕事で行ってきました。
沖縄から飛行機で約30分の大自然の中にある島です。
改めて、同じ日本であるのに、日本は広いと痛感しました。
エメラルド色の海、そして、森林の中ではやぎの群れ
海の中には鮮やかなブルーの魚が泳いでいます。
現地の人に聞いてみても、魚が簡単にとれるので、
魚と自分の畑での野菜で、充分に自給自足で生活できるとのこと。
そして、子供が生まれても、村全体で育ててくれるとのこと。
わずか、千五百人あまりしか住んでいないこの島ですが、
人々の心が純粋で明るいのには感心させられました。
都会の人間が忘れている何かを思い出させて頂きました。