松村つとむ: 2008年8月アーカイブ

Can you speak English?

 中国で親しくしている経営者らが、
今日まで大阪の展示会に来日していた。


 その中の英語の話せる一人の社員に聞かれた。


 今まで多くの日本人は十年ぐらい英語を学んでいる。
それ聞いた彼は、日本人の多くは英語で商談ができると考えた。


 しかし、展示ブースで、Can you speak English?
と多くの人に聞いた彼は、ほとんどがA little と返事が返ってきたらしい。


 また、ほとんど英語が通じなかったようだ。
彼から私は10年も勉強していてどうして?と聞かれて、
何も返事ができなかった。


 彼は、1年間だけの留学で素晴らしい英語力を得ている。
私はもちろん、また、日本も恥ずかしく感じた。


 言葉は、実践で使えてこそ、価値があるものだ。

 よく官僚批判をしてしまっているので、
官僚の尊敬する面を取り上げる。


 私は、公私を通じて、多くの官僚とのつきあいがある。
いつも、尊敬することはマナーの良さである。


 若手、官僚のほとんどからは、名刺交換しても、
その日、或は、明くる日に丁重なメールが来る。


 また、年長の方々には、私の方からお礼のメールを出したりするが、
こちらも、ほとんどが丁寧に返事をくださる。


 あらためて敬意を感じる。


 学術界や地方公務員は、少し違う。

学術界でも、官僚や企業出身の方は同じように完璧であるが、
研究者しか経験のない人は違うことが多い。


 お礼のメールを出しても返事が来ないこともある。
また、来たとしても無愛想なものも多い。


 なぜかと親しい教員に聞いてみると、
色んな人からメールが来るから、返事をしていたら研究ができない。
また、丁寧な返事をしていると、軽く見られるとのこと。


 ただ、唖然。


 また、地方公務員は名刺交換しても名刺を出さない人もいる。
或は、普通のコピー用紙やチラシ広告の裏で作っている人もいる。


 聞いてみると、名刺は自費なので、もったいないとのこと。


 仕事は、人と人とのつきあいで始まる。
名刺をきっちり交換し、きっちりとお礼を言い合えることから始まるのである。



※これは、私個人の全体的なイメージで、学者や地方公務員でも、
完璧にマナーをわきまえている人もいることは、断っておく。

エアコン

夏場のドタバタでなかなかブログが書けなかった。
暑い日が続いている。
どうして、こんなに暑いのだろうか。
特に、都心部が暑いどんやりした空気であふれている。
自分なりに考えたが、クーラーの影響ではないだろうか。
社会生活が豊かになった今、
多くの家で、また、ほとんどの会社、店舗で、
ほとんどの車でクーラーを入れている。
多くの人がクーラーを使うので、
そこから排出する暑い空気に耐えられないで、
また、クーラーを入れる。
夏場は、例えば、神戸に150万人いたとしたなら、
100万個のクーラーが暑い空気を排出し続けている。
考えてみれば、暑くなって当然だ。
環境問題が叫ばれているが、
身近なところから考えていかなければならない。