先週も中国に出張していた。
中国の入国手続きや銀行員の窓口の対応の良くなっていることが印象に残った。
中国では入国手続きや銀行など窓口サービスの仕事ぶりの評価を
サービスを受けた人が、5段階でボタンを押し評価するシステムをよく採用している。
サービスを提供する人は、自分のIDカードに評価の結果が残る。
当然、自分の成績の評価の判定材料になる。
結果、サービスを提供する人は、明るい顔で挨拶してくれる。
良いサービスを受けたこちらも、良い対応であったとのボタンを押す。
社会主義国である中国の多くの場所でこのシステムが導入され、
民主主義国であるわが国の公共機関にこのシステムが少ないことに疑問を抱く。
確かに評価されるから良く対応するのでは寂しい気がするが、
こうしたシステムがある方が、サービスが良くなるのは事実である。
政治家や役所が、上から目線か、下から目線が良いのかの判断は、
私たち国民がしていかなければならない。