松村つとむ: 2008年4月アーカイブ

若い指導者

今日、神戸に帰ってきた。
義烏市は素晴らしい街だが、やはり、故郷は精神的に落ち着く。
昨日は、義烏市の歓迎レセプションに出席させて頂いた。
41歳の市長。34歳の副市長。
どこに行っても、中国の指導者は若い。
また、英語も堪能で、各国の要人となごやかに会話を進める。
日本では、ある元官僚の人が言っていたが、
業界・団体とつきあうのは、80歳で一人前といわれ、
50歳代を若いや青年と言われるらしい。
若いエネルギーで、おもいきって「政」を進める中国。
日本のメディアでは、中国の一部分を捉えて、批判を続けるが、
それが、本当に正しいのだろうか。
躍動する中国、活気ある中国、世界を見る中国。
私たちは、中国の若くエネルギッシュな姿を、
敬意をもって見なければならない。

義烏市博覧会

一昨年、すっかり街の魅力は待った中国の義烏市に来ている。
今年に入って、5回目の中国訪問である。
今回の訪中では、パソコンをもってくることにした。
ホテルの部屋のLANケーブルに、今、パソコンをつないでいる。
特に、何かの対応をすることなく、メールもWEBも使える。
当然、日本のニュースも見られる。
長野では、残念なことに、オリンピックの聖火リレーで、
5人の逮捕者がでて、4人の負傷者が出たと報道されているが、
この義烏では、明後日から始まる博覧会で街が活気づいている。
今回、私たちは、博覧会で日本ブースに出展している。
今回は、古くからお世話になっている書家俵越山先生(元越前屋俵太さん)も、
友情で、博覧会で書を披露してくださる。
その他、京都からアクセサリー作家さんにも来て頂いている。
マスコミでは、色々、言われているが、
私は、個人レベルとして、日本と中国との友情を深めていきたく考える。
人と人との友好が、やがて、国と国との友好につながると信じる。
それにしても、中国から、こうしてブログが書けることにも驚いている。
明日も良いに日になればと・・・。
昨日、東京である勉強会に参加した。
印象に残ったことは、
いつの時代も、時代が必要なときに、
時代が必要とする政治家が誕生している。
また、時代が政治家を育てるとのことであった。
国も地域も行き詰まったとき、
始めて、時代を救おうとする救世主が現れるのであろう。
腐敗した社会の状況とは言え、
市民に直接、その実感は少ない。
そうした意味では、まだ、表面的な危機的な段階ではないとも言える。
しかし、アメリカのサブプライム問題などにより、
今、世界の力学が崩れようとしている。
新しい時代が、始まろうとしているのでは?と、
私は感じている。

忙しい毎日

3年間の大学院生活を終えて、
再び、嵐のように忙しい日々が始まった。
多くの人々が声をかけてくれる。
こんな私でも、何かのお役に立てるのであれば、
うれしい限りだ。
しかし、色んな側面で考えさせられる。
人々は、いったい何をするために生きているのだろうか。
ただ単に、時間をつぶすように、過ごすためではない。
あなたは、いったい、何のために生まれてきたのだ?
もちろん、これは自分にも言える。
自分はいったい、何をするため生きてきたのか?
自分の人生は、このまま終わってしまうのだろうかと?

あらためて感じる。
自分が、信じる道を、徹底的に貫き通すことの尊とさ、大切さを。
自分の人生を大切に使おう。せっかく、生きてきたのだから。
それは、やはり、世の中の矛盾と思うことを改善することである。
きっと、終わりのない仕事であろう。
しかし、やらねばならない仕事である。
子供たちのために、次世代のために、そしてこく国のために。
今、多くの人々が動き始めた気がする。
新しい時代を創造していくために。